2015年3月19日木曜日

ご縁をいただき、福聚山慈眼寺 の
ご住職 塩沼亮潤大阿闍梨の講演を聴く機会を得た。 

テレビ出演や講演活動を精力的にされておられるので、
ご存知の諸兄も多いと思います。 

大阿闍梨が書かれた「人生生涯小僧のこころ」(致知出版) 
「忘れて捨てて許す生き方」(春秋社)などを
以前に読んでいた私は、久しぶりにワクワクした時間を
過ごすことができました。 
 
   (福聚山慈眼寺 は、秋保温泉の近くにあります)

 ※修験本宗金峯山寺にて、平成11年(1999年) 千三百年の歴史で
  二人しか達成したことが無い「大峯千日回峰行」を満行され、
  翌年に9日間、食わず・飲まず・寝ず・横にならずという
  「四無行」を満行。 
  平成18年(2006年) 100日間、五穀(米・大麦・小麦・小豆・大豆)と
  塩を断ち「不動立印供」を修法した後、24時間一昼夜、飲まず食べず
  寝ず横にならないで八千枚の護摩を焚き続ける「八千枚大護摩供」満行。 

大阿闍梨は、修行体験をご紹介されながらお話をされました。
 (「笑い」も織り交ぜておられました) 

 ●講演内容●(私のメモ)
 ・どんな宗教も修行すれば、
  人を思いやる心に行き着きます。 
 ・「迷いの道(悩み・苦しみ)」と「真理の道(正しく生きる}」
  この2つを心は揺り動きます。
 ・「真理の道」にたどり着くにはどうすればよいか。
  囚われの心を「忘れきる・捨てきる・許しきる」と
  見えてきます。
 ・入門時に先輩僧侶が、「今日より明日、明日よりあさって
  の気持ちで修行に励むように」とおっしゃられた。
  この言葉を忘れずに、
  情熱を絶やすことなく修行を続けました。  
 ・明るく過ごしても一日、嫌々やっても一日です。
  同じ一日なら明るく過ごしたいものです。 
 ・限界を超えると「死」が待っていますが、
  限界を押し上げると、
  理解できないようなチカラを発揮します。 
 ・どんな難行苦行も、伝統ある修行は理にかなっているから
  言い伝え通り行えば成功するものです。
  自分勝手にやろうとすると失敗します。 
 ・人生の行は一生続きます。 
  行とは特別なことではありません。
 ・僧侶はそれをお寺で行うというだけです。
  大学生はしっかり学問をする、
  会社員なら仕事をしっかりやる。 
  このことが人生の行なのです。

私は、こちらで、大阿闍梨を知りました。
 ↓    NHK「こころの時代 宗教・人生」 
             (平成19年4月8日放映)

 まだ読んだことのない人は、この機会にどうぞ↓

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