テレビ出演や講演活動を精力的にされておられるので、
ご存知の諸兄も多いと思います。
大阿闍梨が書かれた「人生生涯小僧のこころ」(致知出版)
「忘れて捨てて許す生き方」(春秋社)などを
以前に読んでいた私は、久しぶりにワクワクした時間を
過ごすことができました。
※修験本宗金峯山寺にて、平成11年(1999年) 千三百年の歴史で
二人しか達成したことが無い「大峯千日回峰行」を満行され、
翌年に9日間、食わず・飲まず・寝ず・横にならずという
「四無行」を満行。
平成18年(2006年) 100日間、五穀(米・大麦・小麦・小豆・大豆)と
塩を断ち「不動立印供」を修法した後、24時間一昼夜、飲まず食べず
寝ず横にならないで八千枚の護摩を焚き続ける「八千枚大護摩供」満行。
大阿闍梨は、修行体験をご紹介されながらお話をされました。
(「笑い」も織り交ぜておられました)
●講演内容●(私のメモ)
・どんな宗教も修行すれば、
人を思いやる心に行き着きます。
人を思いやる心に行き着きます。
・「迷いの道(悩み・苦しみ)」と「真理の道(正しく生きる}」
この2つを心は揺り動きます。
・「真理の道」にたどり着くにはどうすればよいか。
囚われの心を「忘れきる・捨てきる・許しきる」と
見えてきます。
見えてきます。
・入門時に先輩僧侶が、「今日より明日、明日よりあさって
の気持ちで修行に励むように」とおっしゃられた。
この言葉を忘れずに、
情熱を絶やすことなく修行を続けました。
情熱を絶やすことなく修行を続けました。
・明るく過ごしても一日、嫌々やっても一日です。
同じ一日なら明るく過ごしたいものです。
・限界を超えると「死」が待っていますが、
限界を押し上げると、
理解できないようなチカラを発揮します。
理解できないようなチカラを発揮します。
言い伝え通り行えば成功するものです。
自分勝手にやろうとすると失敗します。
・人生の行は一生続きます。
行とは特別なことではありません。
・僧侶はそれをお寺で行うというだけです。
大学生はしっかり学問をする、
会社員なら仕事をしっかりやる。
このことが人生の行なのです。
私は、こちらで、大阿闍梨を知りました。
↓ NHK「こころの時代 宗教・人生」